旅×アメリカ留学×トビタテ留学JAPAN

2019年8月〜2020年8月 アメリカのペンシルベニア州立インディアナ大学へ留学。アメリカでの大学生活について書いています!また、トビタテ留学JAPANに合格した過程と、バックパッカーの体験談等も書いていきます(^。^)

アメリカ留学編④ 留学中にぶち当たった壁

 今週でアメリカに来て2ヶ月が経ちます!

最初はゆっくりに感じていた時の流れも、今となっては1日1日があっという間で、気付けば10月も半ば(・・?)

気温もガクッと下がって、最低気温は1℃とか 笑

来月からは雪が降り始めるらしいです、、、、

寒いのは嫌だけど、雪が降るのはちょっと楽しみで、冬が待ち遠しいです!

 

 さて、今回のトピックは「留学中にぶち当たった壁」という事で、まだ2ヶ月しか経ってませんが、その中で立ちはだかった困難について書いていきます。とりあえず、今までで苦しんだのは

  1. 英語
  2. 人付き合い
  3. ホームシック (日本が恋しい)
  4. トビタテ生としての義務感

ですかね 笑 


まずは一番最初に苦しんだ英語!!

授業が始まった最初の週は、先生の言ってることがよく分からなくて、授業の内容を理解する以前の問題でした 笑

でもそれは1週間くらいで慣れて、聞けるようにはなりました。

先生たちも色々な国から来ているので、それぞれ話し方や発音に独特の癖がありますが、注意深く、集中して食い入るように聞いていれば、慣れてきます。

このように、「聞くこと」は繰り返す事でなんとかなったのですが、「話すこと」はなかなか簡単にはいきませんでした。

「話すこと」と言っても、友達との会話や英語でのプレゼンではなく、授業中に発言を求められた時に、瞬発的に話すことが出来なかったのです。

先生の言ってることはわかる。

何が聞きたいのかも分かっていて、答えも分かる。

でもそれを文章にして瞬発的に発言するのが難しい。

周りのネイティブや自分より英語ができる人達が先に答えを言ってしまう。

自分はそのことがすごく悔しくて、どうすればいいか悩みました。

悩んだ末に出した答え。

それは、今まで英語で入ってくる情報を日本語に直して、日本語で答えを出して、それを英語に直して発言するというプロセスだったのを、英語を英語で理解して、英語で答えるというふうに短縮することです。

分かりにくいと思うので簡単な例を挙げると、

【これまでの思考プロセス】

  1. 先生が英語で質問
  2. 頭の中で質問を英語→日本に
  3. 頭の中で日本語で答えを出す
  4. 日本語の答え→英語に
  5. 発現

【短縮後】

  1. 先生が英語で質問
  2. 英語で答えをだす
  3. 発言

見てわかるように、2段階短縮できました!

しかし、口で言うのは簡単だけど、実際にやるのはなかなか難しくて、今もまだ完全に英語だけで考えるのは出来ていません。

つい先日、秋学期の中間成績がでて、それぞれの先生からコメントをもらうのですが、「大人しいけど授業に集中してる」とか「テストで点は取れるけど消極的」といったコメントを頂きました(-.-;)

留学終了までには、授業でガンガン自分の意見を言えるようになります(^-^)

 

 次に苦しんだのは「人付き合い」。

留学先で知り合った日本人学生、留学先で知り合った他の国からの留学生、現地の学生、それぞれとの関係で悩みました。

まずは「留学先で知り合った日本人学生」。

これはありがちなパターンで、自分も気をつけようと思っていたのですが、やっぱり休日に買い物やご飯に毎週のように誘われる。

自分は別に必要なものはないけど、毎回断るのも悪いと思い、行ってしまい、、、

結局大した買い物はせずに、図書館でも行って勉強しとけば良かったといつも後悔する 笑

次に「他の国から来た留学生」。クラスメイトに中国から来た男子生徒がいるのですが、こいつがもうやっかいで…笑

なぜか自分は気に入られて一緒にいることが多く、サッカーをしたりテニスをしたり、それはとても良いことなのですが、勉強に対してはとことん不真面目。

毎回宿題を写したり、期限内に出さなかったり、もはや手もつけなかったり 笑

そして授業中はいつも隣に座ってきて、話しかけてくるし、教科書は持ってこない。その上、先生の話を聞いてないのか、毎週どんな宿題が出たか聞いてくるんですよね 笑

毎回続くと、めちゃくちゃストレスたまります(^^;

最後は「現地の学生」。アメリカ人と友達になれたんならいいじゃん!と思うかもしれませんが、良いことばかりじゃなかったです、、、、

これは最初に挙げた「現地で知り合った日本人学生」と似たパターンなのですが、彼らは毎週遊びに誘ってきます 笑

本当に毎週です。そして断ると機嫌を悪くするのもやっかい。テストあるから!って言っても、「テスト勉強は日曜日すればいいから、金曜と土曜は遊ぼう」としつこく誘ってきます、、、

彼らの言い分としては、せっかくアメリカに来たんだから、ここでしかできない経験をさせてあげたいということでしたが、毎週はいいかなと 笑

面白くて優しい人たちばかりなのですが、勉強しに来てる身だし、週末は自分がやりたい勉強をできる貴重な時間なので、うまく付き合っていけたらなと思います!

 

 続いてはホームシックですね 笑 

留学前は絶対大丈夫だろうと思っていましたが、甘かったです(T_T)

恋人、家族、友達、ラーメン、お好み焼き、、、

ふとした時に、めちゃくちゃ日本に帰りたいと思うことがあります。

でもこの問題は解決して、なんと年末年始日本に一時帰国することが決まりました!

トビタテの関係で、1月の滞在日数が15日以下になってはいけないので、その範囲内で一時帰国します。

実は留学が始まってから、ひいおばあちゃんが亡くなり、おじいちゃんも予期せぬ2回目の癌の手術をすることになり、まだ挨拶も出来てないので、帰国したら挨拶に行きたいと思います。

 

 最後は「トビタテ生としての義務感」。

これにはかなり苦しめられて、おそらくこれが原因で自分は入眠障害になりました 笑

12時くらいに電気を消しても、眠りにつけるのは4時とか5時。

こんな日が何日も続き、鬱になりそうでした。

今はもう自分の中でふっきれたので、症状も軽くなったのですが、本当に辛かったです。

話が逸れてしまいましたが、「トビタテ生としての義務感」というのは、トビタテ生として選ばれたからには、大きなことを成し遂げなければいけないというプレッシャー。

ましてや自分は、TEDxという舞台で、何百人の聴衆を前に夢を語り、自分の夢にかける思いをシェアした張本人。

そんな自分が留学を経て「何も得られませんでした」では、トビタテに選ばれなかった受験生や、TEDxで自分のプレゼンを聞いて、心を動かされた人たちにしめしがつかない。

そんな思いが積み重なり、毎晩毎晩考え込む日々が続きました。

夢を叶えるために自分は今何をすべきなのか?

今のままじゃ、今のスピード感じゃ間に合わないんじゃないか?

スペースXやブルーオリジンに対抗できる宇宙開発企業を創るんだ!

勉強量は足りてるか?

睡眠時間を削ってでも勉強すべきじゃないのか?

自分はなんとしてでも夢を叶えないといけない。

これらの問いや言い聞かせは、容赦なく自分を苦しめました。

自分の夢と現状の差に失望しました。

しかし自分は気づきました、「自分は夢を追うことを楽しめていない」。

これまで自分は、楽しむことで色々な事を乗り越えてきました。

高3の夏にいきなり始めた受験勉強、部活の合宿の早朝練でやった20km走、去年のフルマラソン、トビタテの書類作成やTEDxでのプレゼン。

全部楽ではなかったけど、楽しんでやり遂げました。

楽しんだ分だけ結果もついてきました。

楽しみながら夢を追う、これが自分に合ったやり方だ。

そう気付いてから、肩の力が抜けて、毎日の勉強や生活が楽になりました。

 

 まだ留学開始から2ヶ月くらいしか経ってないのに、こんなに壁にぶち当たってしまいました 笑

この先が思いやられますね (_ _)

でも自分は、これらの経験は絶対に今後の人生で活きると考えています。

異国の地で、夢を追う過程で、苦しみ、悩み、もがきながらも活路を見出す。

こんな経験は簡単にできるものではないし、かけがえのないものになる。

だからちゃんと向き合うことが大切で、めんどくさいから、辛いからと言って投げ出してはいけない。

留学して良かった。

この大学に来て、今の友達と出会えて良かった。

大きい夢を持って良かった。

トビタテ生として留学できて良かった。

支えてくれた人たち、自分と関わってくれた人たちに感謝しながら、来年の8月に胸を張って帰国できるように、残りの日々も楽しみます!

 

おまけ【大学で見た綺麗な夕焼け空】

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アメリカ留学編③英語に対する考え方

 9月も終わりに近づき、だんだん朝夕が冷えてきました、、、

最低気温が10度を下回る日も!!!!

もうコートを着たいくらいです 笑

 

 さて、今回のテーマは「英語」

これから留学を考えている人や、今英語を勉強している人にとっては、気になる話題だと思います。

実際に私が、アメリカでの生活、週25時間の英語での授業を受けてきて感じたことをシェアします!

 

 まずは参考までに、私の英語力は留学開始1年前(大学2年次)に受けたTOEICのスコアが685でした。

アメリカの大学へ留学するためには、IELTSまたはTOEFLのスコアが必須の場合がほとんどでしたが、私の場合は留学先の決定が遅れたこともあって、受け入れ大学と交渉し、なんとか受け入れてもらうことができました 笑

 

 TOEICではスピーキング力を問われないので、留学前はうまく話せるか不安でした。しかし始まってみると、思ったより話せたので、「案外話せるもんだな」と思っていました。

留学前に目標として私が思っていたこと、それは

「ネイティブにも通用する英語力をつける」

しかしこの目標、今思えば矛盾してるんですよね 笑

そのことに留学が始まってから気がつきました。

 

 たしかに、自分が思ったより話せるなと感じました。しかしそれは、英語を母国語とする人が話し相手の時、つまりネイティブの方と話をする時です。

始めは「ネイティブにも通用するじゃん」と思っていましたが、話し相手が、英語を母国語としない人になった途端、急に会話が続かなくなるんです。

中国人や台湾人、韓国人にサウジアラビアパキスタン 人に至っては、全くと言って良いほど聞き取れませんでした。

 

 これをどう捉えるか。日本にいた頃、バイト先によく中国人のお客さんが買い物に来ていました。接客時に英語で会話をするのですが、何を言ってるのか全然聞き取れなかったんです。それを私は、「中国人の英語の発音めちゃくちゃだな」と思っていました。この考え方は大きな間違いで、英語をビジネスレベルで使いこなせるようになりたいなら、捨てるべきだと、留学開始後に気づきました。

 

 なぜネイティブとならスムーズに会話できるのに、ネイティブ以外の留学生とは会話が難しくなるのか⁇

答えは単純で、ネイティブはいわば英語のプロ。発音も良いし、こちらの発音や文法が多少間違ってても、意味を推測して会話ができる。

また、自分たちがリスニングの練習をする時の音源は、もちろんネイティブが話しているもの。聴き取りやすいのは当たり前ですね 笑

では、ネイティブ以外の留学生と話す場合。

発音は国によって癖があって聴き取りづらい、文法も完璧じゃない→聴き取るのが難しい!意味を推測しないといけない! これはもちろん相手も思ってることです。「日本人の英語の発音めちゃくちゃだな」絶対思われてます。

 

 つまり、「ネイティブに通用する」=「英語ができる」ではなく、どこの国から来た英語話者とでも話せることが、英語ができるということだと私は思います。留学序盤にこのことに気づけてラッキーでした 笑 恵まれていることに、周りには様々な国から来た留学生が山ほどいます。積極的に話しかけて、誰とでも英語で話せるように、残りの期間頑張りたいと思います!!途方のない道のりですが、こればかりは練習あるのみだと思うので 笑 

 

[オマケ]

アメリカの公園にあるBBQ道具↓↓

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炭さえ持って来れば、無料で使えるんです!!

網も洗わなくて良いし!!

そして、アメリカのBBQの定番といえば、ハンバーグだと聞いた時は驚きました 笑

 

アメリカ留学編② アメリカでの学校生活

 アメリカ留学編第2弾ということで、今回は普段の学校生活について書いていきます!!

 

 まずは時間割について。1限目の開始は9時30分と日本の大学と比べると少し遅め?そして授業時間は教科によってバラバラで、50分〜120分くらい。

授業間の休憩は15分間。午前中のクラス(1限目と2限目)が終わると、1時間45分の昼休み!

そう、昼休みがめっちゃ長いんです 笑

大学の寮で生活してるので、だいたい昼休みになると部屋に帰って昼寝してます(^。^)

この昼寝の時間がかなり幸せ、、、、

そのおかげもあってか、アメリカに来てから講義中に一度も寝てません 笑

 

 次は食事について。昼、夜の1日2食、学食で食べてます。バイキング形式で、ドリンクバーも飲み放題!!アイスもデザートもフルーツも食べれちゃいますヽ(・∀・)

しかしまあ、どの料理もカロリーが高い、、、笑

いつも出されているのが、ハンバーガー、ピザ、ポテト。このピザがめちゃくちゃ美味しい。焼きたてで出されるので、チーズがとろとろでたまりません!冗談抜きで毎日食べてます(^_^;)

学食意外にも大学内と徒歩5分圏内に、サブウェイ、スタバ、マック、ケンタッキーがあるので、食事には困りません!!

そして大学内になんと寿司屋もあるんです 笑

この間行ってきて、寿司丼なるものを食べてきたのですが、美味しかったです ↓↓

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 これだけ食べ物が美味しいと、まあ食べすぎちゃうわけですが、大学内にジムはもちろん、自由に使える人工芝のスタジアム、陸上競技場、屋外のバスケットコートとバレーボールコート、室内サッカー場などなど、最高の環境で運動できます^ - ^

頑張って今の体型を維持したいと思います 笑

 

 現在、留学開始から4週間がすぎたのですが、授業も楽しく私生活も充実していて楽しい毎日を送っています。そしてアメリカに来たからこそ気づけた事や日本との違いが沢山あるので、次回からシェアしていきたいと思います!!

アメリカのこういうところを知りたい!などシェアしてほしい内容がありましたら、是非コメント頂けたらと思います(^^)/

アメリカ留学編① 留学開始!留学準備について

 タイトルの通り、8月19日より無事留学がスタートしました(^。^)

 

留学先大学:Indiana University of Pennsylvania

期間:2019/08/19〜2020/08/25

 

 大学はペンシルベニア州インディアナという場所にあって、大学を出てちょっと歩けばフィラデルフィアの美しい街並みが目の前に!!

治安も良くて、夜1人で出歩いても全然大丈夫!

 

 現在、留学開始から約1週間が経つのですが、「これ日本から持って来ればよかったな」と思うものが多々ありました 笑

 

まずは実際に持ってきたもの

・衣類

・パスポート、ビザ

・現金 500$くらい

・クレジットカード 

・キャッシュパスポート

・風邪薬

・体温計

・爪切り

・化粧水

・海外保険証

・筆記用具

・メガネ

・ハンガー

・靴(スニーカー3足、ランニングシューズ1足)

Mac book

iPad

 

持ってこなくて後悔したもの

・ドライヤー

デビットカード

・洗濯ネット

 

 色々挙げましたが、キャリーケースの中はほとんど衣類で埋まりました。しかし、アメリカの場合、衣類は現地調達でも良さそうです!!安いしデザインカッコ良いし(´∀`*)

 

 そして持ってこなくて一番後悔したのはデビットカード……

 これは授業料の支払いの時にめちゃくちゃ役に立ちます。学生の場合、クレジットカードの利用上限は大体10〜20万円。なので授業料を支払うとなった時、こっちで口座開設をして日本から海外送金をしてもらう等のややこしい手順が発生してしまいます。しかしデビットカードを持っていれば、口座に入っているだけ使えるので、簡単に大きな金額を支払うことができます。これから留学を考えている人は、デビットカードを作っておくことを強くオススメしますヽ(・∀・)

 

あとはドライヤー。ドライヤーが無いせいで、寝癖が取れません、、、。一週間ずっと付いてます 笑

↓↓取れない寝癖(オレンジのロンTです)

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 あと現金に関してですが、あまり使う機会はないです。本当にごく稀にCashオンリーのレストランがあるくらいで、クレジットカードがあればなんとかなります!

 

これから1年間、道のりは長いですがアメリカ生活を満喫したいと思います(^∇^)

ブログも毎週更新できるように頑張りますので、次回もお楽しみに!!!

トビタテ!留学JAPANについて

最後の更新からかなり月日が経ってしまいました、、、

 

今回お話するのは、タイトルの通り、トビタテ!留学JAPANについてです!

 

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話の流れとしましては、

①トビタテ!留学JAPANって何?

②合格までの道のり

③実際に受けてみて

この3つのトピックについてお話しします(^ ^)

これから受験される方や、留学に興味がある学生へ、情報提供ができればなと思います!!

 

それでは早速、、、

①トビタテ!留学JAPANって何?

トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が行なっている、返済不要奨学金を提供して、留学生を増やそう!という取り組みです。

驚くことにこの奨学金、なんと税金が使われてないんです!

全て協賛企業からの出資でまかなわれています。

ソフトバンク三菱商事など、230社以上。

支援企業一覧↓↓

http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/tobitate/1349267.htm

では、具体的にいくらもらえるかというと、私の場合

アメリカに1年間留学(16万円×12ヶ月=192万)

留学準備金…25万円

授業料…30万

合計…247万円

こんな感じです 笑

行く地域や親の収入、留学期間によって支給額は変わりますが、留学したい学生にとって、これほどオイシイ話は無いと思います。

しかし、トビタテには奨学金がもらえることよりも大きなメリットがあります。

それは様々な学生と人脈が築けることです。

トビタテを受ける学生は、分野はバラバラですが、「将来、日本をより良くしたい」「世界を舞台に活躍したい」といったような、高い志を持った人が多くいます。

そういった人と人脈が築けるのは、将来の自分にとって、とても大きな財産となります。

 

②合格までの道のり

さて、トビタテの素晴らしさが分かったところで、トビタテ合格までの道のりをご紹介します。

 

トビタテ!に採用されるには、2段階の試験を突破しなければなりません。

まず一次試験では、留学計画書というものを書かなければなりません。

どこの国に行って何をするか、どうやって将来日本に貢献するか、具体的に書いていく必要があります。

また、留学計画書とは別に、A4で2枚分の自由記述も提出します。

ここでは、自分が困難を克服した経験であったり、留学後、どうやってトビタテに貢献できるかについて書きます。

さらに自己アピール項目もあるので、自分がトビタテに相応しい人材であることをアピールしましょう!

 

二次試験は東京の文部科学省で行われます。

内容は以下の通り

①個人面接(20分)

②プレゼン(一人4分+質疑応答2分)

③グループディスカッション

私自身、昨日二次試験を受けてきましたが、優秀な人が多いです。

話した人のほとんどが、早慶、東大、京大、旧帝大でした 笑

でも、大学名や学力、英語力は正直関係ないです。

英語力なくても留学できるの⁇と疑問に思うかもしれませんが、一次の企画書も二次の面接、プレゼン、ディスカションも全て日本語で行います!

さらに、留学計画に語学学校で英語力をつけてから大学で学ぶという留学プランも組むことができるので、今英語力に不安を感じでいる人も是非挑戦して欲しいです( ^^)/

ここで注意して欲しいのですが、「英語力をつけるために語学学校で1年間勉強する」と言った留学計画は通りません。

トビタテで募集する人材はあくまで、留学を経て将来の日本に貢献する人材です。

具体的に、留学の成果をどう日本の産業発展に還元するかが重要になります。

 

以上、2種類の試験を突破して、晴れて日本代表として留学することができます。

ここで気になるのはやはり倍率ですよね?

以下のサイトに倍率の推移や分析が分かりやすくまとめてあるので、参考にしてください。

https://ohshio.tokyo/tobitate-bairitu/

 

③実際に受けてみて

私自身、トビタテ!留学JAPAN第10期を受け、ありがたいことに採用をいただきました。

採用枠が100人減って、厳しい戦いでしたが、OB、OGの方々に多くのアドバイスをいただき、合格することができました。

そしてこの夏、アメリカ合衆国で宇宙工学と経営学を学びます。

トビタテを受験する中で、自分と向き合う時間が増え、自分がやりたいことや今後の目標も明確になりました。

さらに1年間の留学で、今後の人生が大きく変わる事を確信しています。

大学生になると周りで、「留学したいな」とか「海外に住んでみたいな」という声をよく耳にします。

「したい」「できたらな」と口で言うのは簡単ですが、行動する人は一握りで、その一握りの人にしか扉は開きません。

就職してから後悔しても遅いです。本気で留学したいなら今すぐ行動しましょう。

 

最後に

今回紹介したトビタテ!留学JAPANは、留学するための一つの手段にすぎません。

他にも方法はいろいろあるので、是非自分でも調べてみてください!

また、この記事を読んで、トビタテに挑戦したいと思った方やもっと詳しい話を聞きたい方は、是非連絡してください!

TwitterもしくはInstagramのDMにて、相談承ります!

Twitter        https://twitter.com/Astronauts12jp

Instagram  https://www.instagram.com/storyseller1

 

旅の振り返り③ 今回の旅で得たもの

旅の振り返り第3弾!!

東南アジア3ヶ国の旅についての記事はこれでラストとなります(^o^)

前回の更新からだいぶ時間が経ってしまい申し訳ありません、、、、

現在、帰国してから約5ヶ月がたちました。

今は大学2年の夏休みです(´ー`)

単位は順調に取れており、現在は「トビタテ留学Japan」というプロジェクトに合格するため、企画書作成やTOEFLの勉強をしています!

プロジェクトの概要や詳しい話はまた後日記事にします 笑

 

近況報告はこれくらいにしてそろそろ本題に入ります!

今回のテーマ「僕が東南アジアの旅で得たもの」です。

日本に戻って生活する中で、渡航前後で心境の変化がいくつかありましたが、一番大きかったのは時間を大切にしようという意識が強まった事です。

もっと言えば、命を大切にしようと心から思うようになりました。

東南アジア滞在中は、日本にいる時と比べて明らかに死を間近に感じました。

知らない土地、異なる宗教、言葉が通じない、治安が悪い、理由は様々ですが特に印象に残っている出来事があります。

それはタイに滞在している時のことです。

後半の3日間、僕は同じゲストハウスに宿泊しました。

1泊400円くらいのカオサンのゲストハウスです。

近くに個人経営のカフェがありました。

店主と仲良くなったこともあり、そのカフェに1日1回は行き、食事をしました。

初めてカフェに行った時、カフェ前の歩道のすみで、痩せた老人がコップを持って座っていました。

何をしているのか不思議に思い、観察していると、目の前を通る通行人(主に観光客)にコップを差し出して、頭を何度も下げて何かをねだっていました。

気温40度を超える中だったので、最初は「水が欲しいんだろうな」と思いました。

しかし、通行人達は目もくれず、老人を避けながらわざと大回りをして通行していました。

水くらいあげてもいいのにと思い、ちょうどペットボトルの水を持っていたので老人の近くへ行き、

「Do you want water??」

と尋ねながら、水の入ったペットボトルを差し出しました。

すると、カフェから店主が出てきて慌てた様子で止めにきました。

カフェの中で事情をきくと、老人が求めていたのは水ではなく、お金だったのです。

働く体力すらないので、他人にねだるしかないんだとカフェの店主は言っていました。

会話の最後に店主はこう言いました。

「But, It will finish soon」

僕は最初、警備員か誰かが注意するんだろうなと思っていました。

そして2日目もその老人は同じ場所で、同じように、コップを持って通行人に訴えかけていました。

目を合わさないようにしようと思っていたのですが、コップの中がつい気になってしまい、ちらっと見ました。

コップの中は空っぽでした。

その拍子に老人と一瞬目があってしまいました。

その潤んだ目を見たとき、悪いことはしていないはずなのに、罪悪感で胸がえぐられる気持ちになりました。

そして3日目、老人はいなくなっていました。

やっぱり警備の人に注意されたのかと思い、店主に話を聞くと、店主は

「He died」

と言いました。その時、初めて老人を見たときに、店主が言っていた、「It will finish soon」の意味を理解しました。

「あの時お金をあげていれば」そんな後悔を何度も何度もしました。

カフェの店主は、タイではよくある事だと言っていました。

死への価値観が日本と全く違いました。

この出来事がきっかけで、僕は毎日を大切に生きようと思うようになりました。

名前も知らないタイの老人に、命の重みを教わりました。

渡航前は、多少の困難はあると思うけど、楽しいことばかりなんだろうなと考えていましたが、旅を終えてみると、多くの大切なことを学びました。

行ってよかったと心から思える旅でした。

皆さんも是非一度、海外に足を運んでみてください。

日本がいかに特殊で恵まれているか実感できると思います。

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写真: タイで食べた牛丼

 

旅の振り返り② 言語について

旅の振り返り第二弾!!

今回のテーマは“言語”です(^ ^)

まずは旅で訪れた3カ国の公用語をまとめました!

 

フィリピン⇨フィリピン語、英語

タイ⇨タイ語

ラオス⇨ラーオ語

 

英語を公用語に指定しているのはフィリピンのみ

公用語にしているだけあって、一番英語が通じたのはフィリピンでした!

訛りも許容範囲で聞き取りやすい方だったと思います(ベトナムでは訛りに慣れるのにかなりかかりました)

 

タイでは宿の受付やタクシーの運転手は流ちょうに英語を話していましたが、飲食店の店員や屋台のおじちゃん、おばちゃん達には全く通じず、身振り手振りで一生懸命コミュニケーションを図りました(^_^;)

 

ラオスではホテルの受付でしか英語が通じませんでした!

その代わりに簡単な日本語を話せる人が多く、とても親近感が湧きました(^^)

自分の母国語を他の国の人が話しているのを聴くと嬉しくなるものですね!

 

ちなみに僕自身、英語が得意というわけではありません!

でも、ジェスチャーや自分の知ってる範囲の英語で一生懸命伝えようとすると案外伝わるものです(^ ^)

なので「英語話せないから一人で海外はムリ」という考えは捨てて、思い切って行ってみると意外とやっていけると思います!

 

次回は旅の振り返り第三弾で、「東南アジアの旅で僕が得たもの」について書きます!

 

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写真:ラオス(ビエンチャン)のショッピングモール タラートサオ